エンゼルス・マドン監督が二刀流の起用法について既存の形から脱する方針を示した。メジャー1年目の18年は日曜日に登板し、中6日で先発ローテーションを回った。

だが、同監督は「日曜日だけに投げる、ということにはならないだろう」と明言。先発6人で「他の投手と同じように回る」と話し、中5日での登板も視野に入れていることを明かした。

また、今季は投手を第一優先とし、打者での出場頻度を検討していく。これまでは登板前日と翌日は欠場し、休養にあててきたが、「前日については、決まっていないが慎重になるべきだと思う。ただ、翌日については分からない。彼と話して、どういう感覚か聞きたい。全ての可能性が開けている」と話し、登板翌日の打者起用も示唆した。

打者出場と並行し、中5日の先発となれば、今まで以上に負担がかかる。大谷は「実際にやってみないと、どういうサイクルで回っていくのか分からないですし、1試合2試合だけで状態が分かるという訳ではないので。10試合、20試合投げた時にどうなのか、特に(シーズン)後半はそういう感じかなと思う」と慎重に話した。一方で「しっかり投げられればベストだと思いますし、それができるように。望まれているならするべきかなとは思います」と意欲も示した。