ホワイトソックスのリック・ハーンGMは25日、イーロイ・ヒメネス外野手が左の胸筋腱断裂で手術が必要となり、5-6カ月の離脱になると明かした。MLB公式サイトが伝えている。

ヒメネスは24日のアスレチックスとのオープン戦で、ショーン・マーフィー捕手の打球を捕らえようと、フェンスに向かって大きくジャンプした際に負傷。治療を受けて痛みは収まったようだが、前半戦離脱となることに落胆しているという。

ハーン氏は「長い目で見た時に今回のことが貴重な経験になるのではないかと、私は希望を見出そうとしている。だが、手術前の現段階で彼が落ち込んでいるのは仕方のないことだ」とコメント。「オープン戦であそこまでのプレーをする必要はなかったかもしれない。だが、彼が懸命なプレーを心がけていたということ自体には好感が持てる」と話した。

トニー・ラルーサ監督は「イーロイのことが一番心配だ。素晴らしい選手なのに、その偉大な才能を披露することがかなわなくなった。シーズン後半戦には戻ってこれることを願っている」と述べた。