エンゼルス大谷翔平投手(26)が、走者一掃の3点適時打を放った。

「2番DH」で出場した2回の第2打席、2死満塁から2番手の右腕ゾイクの外角チェンジアップを捉え、右中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。ややタイミングを外され、最後は片手1本でも打球は伸び、フェンス越えまであと数十センチの飛距離だった。

直前に1点を先制したが、一塁走者のファウラーが二塁への走塁中に負傷。痛みに顔をゆがめ、開幕から主に9番打者で貢献してきた主力にアクシデントが発生した。その直後に大谷が貴重な3点を加えた。

満塁のチャンスでの打率はメジャーで通算2割だったが、序盤でチームを勢いづける一打を放った。前日8日の試合では終盤で同点打を放ち、この日も打線の軸として活躍。打撃好調が際立っている。