レッドソックスの先発マーティン・ペレス投手がこの日の登板を振り返り、指の感覚がないほどの寒さだったことを明かした。

試合開始時の気温は華氏33度(摂氏約0・6度)で小雪がちらつく寒さ。レッドソックスの地元ボストン・ヘラルド紙によると、同球団がここまでの寒さのなかで試合を行ったのは1979年以来だという。

ベネズエラ出身のペレスはあまりの寒さに長袖のアンダーシャツを着て登板し、初回に2失点。それでも次第に慣れたと思われ、長袖を脱ぐと、後は無失点に抑えて2番手の沢村拓一投手につなげた。

ペレスはここまで低い気温のなかで投げた経験はないと述べ、「初回は寒さでカチコチだった」と告白。「『自分らしさを失ってはならない。マウンドに上がり、仕事をするんだ』と自分に言い聞かせたよ」と、その時の心境を語った。