ジャイアンツは6日、ここまで好調だったエバン・ロンゴリア三塁手(35)を左肩の捻挫により負傷者リスト(IL)に入れた。4-6週間の離脱とみられ、ジャイアンツにとっては大打撃となった。MLB公式サイトが伝えている。

ロンゴリアは5日のカブス戦で9回にゴロを捕球しようとしてブランドン・クロフォード遊撃手と衝突。左肩を負傷し、そのまま退場していた。

ベテランのロンゴリアはここまで50試合に出場し、打率2割8分、9本塁打。OPS(長打率+出塁率)は8割9分2厘と、ナ・リーグ西地区首位に立つチームの柱となる存在だった。

ジャイアンツは15人がIL入りとなっており、ロンゴリアの離脱は頭の痛い事態。ゲーブ・キャプラー監督は「ロンゴ(ロンゴリアの愛称)はバットが非常に良く振れており、打席では大変粘り強く、守備も素晴らしかった。チームのリーダー的存在であり、その穴を埋めるのはかなりの難題。彼の代役をうまく務めることのできる選手がいるかどうか」と、代わりを見つけるのは困難との見解を示した。