エンゼルス大谷翔平投手(26)が、自慢の快足を見せつけた。

6日(日本時間7日)のマリナーズ戦に「2番DH」で出場。1回の第1打席で四球を選んで出塁した。その後、4番ウォルシュの打席の3球目に絶好のスタートを切り、二盗に成功。今季8個目の盗塁をマークした。

2日前には今季8度目の登板で2勝目を挙げた。試合後の公式記録によれば、8先発&8盗塁以上を複数シーズンで記録したのは1900年と1901年にマークしたウィン・マーサー以来。同選手はア・リーグの投手として史上初の本盗を成功させ、三塁手、外野手としても活躍。大谷は18年に10試合の先発と10盗塁をマークしており、偉大な万能選手に次ぐ、120年ぶりの記録となった。

この日は3四球で2打数無安打。試合前にはマドン監督が大谷の次回登板について11日(日本時間12日)のダイヤモンドバックス戦となる可能性を示唆した。DH制のないナ・リーグ本拠地での交流戦のため、再び投打のリアル二刀流で出場する。(アナハイム=斎藤庸裕)

エンゼルス-マリナーズ詳細スコアはこちら―>