エンゼルス大谷翔平投手(26)が豪快な左腕撃ちで、早くもメジャー2年目にマークした18号に到達した。15日(日本時間16日)のアスレチックス戦に「2番DH」で出場。3点を追う8回2死、2番手の左腕ルサルドからソロ本塁打を放った。98・4マイル(約158キロ)の真ん中直球を完璧に捉え、右中間スタンドへ。飛距離429フィート(約131メートル)、打球速度の115・8マイル(約186キロ)は左腕から放った打球では最速の当たりだった。

今季、左腕から放った本塁打は7本目。過去3年間では47本塁打中わずか6本だった。昨年は左投手先発時にスタメンを外されることが多く、悔しさも味わった。4年目の打撃進化とともに相手投手の左右で特に苦手意識を持たない本来の打撃が結果に表れている。

チームはア・リーグ西地区の首位相手に2連敗。5回2死一、三塁の場面で大谷は空振り三振を喫し、チャンスを逸した。それでもマドン監督は「我々は懸命にプレーしているし、良い面も多くあった」と前を向いた。

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