エンゼルス大谷翔平投手(26)が、メジャーで初の月間MVPに輝いた。

2日(日本時間3日)、6月の月間MVPが発表され、本塁打王を争うブルージェイズ・ゲレロ、月間27打点で打点1位だったタイガース・スクープらを抑えて大谷が選ばれた。

6月の打撃成績は打率3割9厘、13本塁打、23打点、4盗塁をマークし、長打率8割8分9厘、OPS(出塁率+長打率)1・312は1位だった。18~20日のタイガース戦、27日のレイズ戦から29日のヤンキース戦で2度の3戦連発。本塁打を量産し、29日には27号、28号と2打席連続アーチをマークし、本塁打数でメジャートップに立った。

月間MVP獲得は野手ではイチロー、松井秀喜以来、日本人メジャー選手で3人目の快挙となった。また前日には球宴のファン投票の2次(最終)選考結果が発表され、大谷がア・リーグDH部門の1位となり、13日(同14日)にロッキーズの本拠地クアーズフィールド(コロラド州デンバー)で開催されるオールスターに先発出場することが決定。メジャーの球宴は日本人野手では4人目で、日本人初のホームランダービーにも出場する予定だ。