体調不良に伴い、新型コロナウイルスに関する負傷者リスト(IL)入りしていたマリナーズ菊池雄星投手(30)が、再検査をパスし、無事にオールスターに合流した。12日(日本時間13日)には、試合前日恒例の会見に出席。「たくさんのお客さんの前でオールスターのチームメートの皆さんと一緒にプレーできるというのは、本当に夢のようなことですし、そういう瞬間が楽しみです」と抱負を語った。

花巻東高の後輩でもあるエンゼルス大谷と、そろって初出場。「同じ高校を出て、こうやって世界のトップが集まる舞台で、チームメートになれるとは、まさか思ってもみませんでした。この2日間は本当に楽しみながら、普段はライバルとして同じリーグでやってますから、この2日間だけはいろんな話をしながらいい時間にしたいなと思います」。体調は万全ではないものの、先発大谷とのリレーが実現する可能性もあるだけに「そこは僕が決めることじゃないですけど、しっかりと体調を戻して何とか投げられるようにしたいです」と、前向きな姿勢を見せていた。