ナショナルズは27日、首の神経痛からの復帰を目指していた先発右腕スティーブン・ストラスバーグ(33)が、胸郭出口症候群の手術を28日に受けると発表した。今季中の復帰は絶望的となる。来季開幕には間に合う見通し。

球宴3度選出を誇り、19年にはワールドシリーズMVPを獲得したストラスバーグは、首の違和感のため6月1日のブレーブス戦を最後に負傷者リスト入り。リハビリを続けていたが、今月21日の投球練習で再び違和感を訴えた。

メジャー通算246試合で113勝61敗、防御率3・21で、19年には18勝を挙げ最多勝に輝いた。同年オフに7年2億4500万ドル(約267億円)で契約延長したが、昨季も故障のため2試合の登板にとどまっている。