「1番投手」で先発したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、本塁打王を争うブルージェイズの3番ゲレロから第2打席で空振り三振を奪うなど、直接対決は2打数1安打1四球だった。

4回無死一塁からの第2打席では、初球95マイル(約153キロ)の直球が外角低めに外れて暴投となり、無死二塁へ。ストライク、ファウル、ボールと続け、2ボール2ストライクから、外角へ鋭く曲がる85マイル(約137キロ)のスライダーで空振り三振に打ち取った。

1回2死からの第1打席では、初球のカットボールをとらえられ、三遊間をゴロで抜ける左前打を許した。

6回1死からの第3打席は、2ボール2ストライクからこの試合最速99マイル(約159キロ)の直球が外角低めに外れてボール。フルカウントから直球が外角に外れて四球を出し、悔しさを表情に出した。

試合前の時点で38本塁打の大谷に対して、ゲレロは35本塁打と3本差に迫り、投打での直接対決が注目されていた。

大谷は6回99球を投げ、3安打6奪三振、3四球2失点で7勝目の権利を持って降板した。

1番打者としては第1打席で、左中間を破る二塁打を放った。