パドレスのダルビッシュ有投手(35)が、今季ワーストの8失点で4回で降板し、10敗目(8勝)を喫した。防御率は4・32に下がった。

1回に1番ラステラに先頭打者本塁打を浴びると、1死から四球と三塁打で2点目を奪われた。5番クロフォードに四球を与え、6番ロンゴリアにこの回2本目となる本塁打を浴び、1回にいきなり5失点と崩れた。

2回と3回は無失点に抑えたが、4回に再びつかまった。先頭の7番ヤストムレスキーにソロ本塁打を浴び、2番ベルトには2死一塁からの2ランで8点目を献上。4回を投げ、6安打4被弾で8失点、3四球、3奪三振の内容でマウンドを降りた。球数は96球だった。

8失点は今季ワーストで、8失点以上はレンジャーズ時代の17年7月26日、マーリンズ戦で10失点を喫して以来、4年ぶり。4被弾はカブス時代の19年8月21日ジャイアンツ戦以来で2年ぶり。今季ナ・リーグ西地区首位のジャイアンツを相手に、大乱調で降板した。