カブスは14日、ジェーソン・ヘイワード外野手を脳振とうのため7日間の負傷者リスト(IL)に登録した。11日に行われたジャイアンツ戦で頭部を負傷し、途中退場していた。MLB公式サイトが伝えている。

ヘイワードはこの試合の4回に内野安打で出塁すると、デービッド・ボート二塁手が遊撃への内野安打でセーフになる間に三塁ベースを狙った。だが、ベースカバーに入ったブランドン・クロフォード遊撃手が一塁からの送球を飛び上がってキャッチしようとした際、その膝が滑り込んだヘイワードの頭部に激突した。

ヘイワードは数分間その場にとどまり、医療スタッフのチェックを受けてから自力でダグアウトへ戻った。だが、その後も脳震とうの症状が続いたため、球団側は同選手をILに入れることを選択した。

ゴールドグラブ賞に5度輝いたヘイワードは、今季ここまで104試合に出場し、打率2割1分4厘をマーク。2018年にも捕球時に頭部を壁に強打し、その後脳震とうでIL入りした経験がある。