25日の試合で球団新記録の15連勝を達成していたカージナルスが、この日も勝利を挙げて16連勝。破竹の勢いにマイク・シルト監督は「細かい仕事が連勝の支えになっている」と語っている。

カージナルスは3回にポール・ゴールドシュミット一塁手の31号ソロで先制するも、4回に1-2と逆転される。それでも8回にハリソン・ベーダー中堅手の15号ソロで追いつくと、9回には相手の暴投でアンドリュー・キズナー捕手が生還。その後タイラー・オニール左翼手の投ゴロの間にさらに1点を加えた。

メジャーでは2017年にインディアンスが22連勝を果たしているが、カージナルスの16連勝はそれ以降では最長の数字。1951年にジャイアンツが達成したナ・リーグ記録にも並んだ。

シルト監督は「われわれは細かい仕事をしてきた。連勝の支えとなったのは、そうした細かい仕事だ」とコメント。キズナーは「僕らは良い試合を続けている。9回の最後の1球までずっと戦っている」と述べ、自分たちは気を抜かず、最後まで譲らない姿勢を示していると話した。(AP)