昨季のワールドシリーズ王者ドジャースは2日、サイ・ヤング賞選出3回の先発左腕、クレイトン・カーショー投手を、左前腕の張りにより10日間の負傷者リスト(IL)に入れた。

1日のブルワーズ戦で先発し、2回途中にコルテン・ウォング二塁手にタイムリー二塁打を打たれて3点目を失ったところで緊急降板していた。

今季のカーショーは左前腕を痛めて7月初めから約3カ月戦線を離脱し、この日が復帰4戦目だった。デーブ・ロバーツ監督によると、2日にはまだ痛みが残っており、週明けの4日に検査を行うという。

ドジャースは既にポストシーズン進出を決めているものの、カーショーは今回の負傷によって、10月に再び投げる可能性は絶望的になったことを理解したという。

「チームの一員として10月を戦い抜きたかった。このチームはそれほど特別」と述べた。

ロバーツ監督は「カーショーには何が何でもことしに全力を注ぎこむ覚悟ができていたが、残念なことになった」とコメントした。(AP)