ア・リーグのワイルドカード(WC)を争っていたヤンキースとレッドソックスが3日の最終戦でそれぞれ勝利し、この2チームがWCに進出することが決まった。ともに92勝70敗で並んだため、WCゲームは5日(日本時間午前9時8分)に直接対決で勝率上位のレッドソックスの本拠地フェンウェイパークで行われる。

前日に2連敗を喫したヤンキースはレイズに1-0でサヨナラ勝ち。9回1死二、三塁から主砲ジャッジが二塁への内野ゴロを放ち、三塁走者のウェードが生還した。ジャッジにとってはキャリア初のサヨナラ打となった。これでヤンキースは5年連続のプレーオフ進出となった。

レッドソックスはナショナルズに7-5で逆転勝利。5回までに1-5と4点をリードされるも、2点差となった7回にバードゥーゴの二塁打で追い付き、9回に4番ディバースが試合を決める38号2ランを放った。ディバースはこの日5打数4安打4打点。沢村は3回1死満塁で登板し、併殺打に仕留めるなど1回2/3を1安打無失点で勝利に貢献した。

WC進出の可能性を残していたブルージェイズとマリナーズは、ヤンキースとレッドソックスがともに勝利したため、ポストシーズン進出がなくなった。