2021年のレギュラーシーズンが終了した2日後の5日、レンジャーズがベンチコーチのドン・ワカマツ氏と打撃コーチのルイス・オルティス氏を解任した。

今季60勝102敗と大きく負け越したレンジャーズ。ア・リーグ西地区最下位に沈み、プレーオフ進出は果たせなかった。打撃コーチ補佐らの処遇は、新たな打撃コーチを迎えた後に決定するとのこと。

かつてマリナーズの監督も務めたワカマツ氏は、ロイヤルズでベンチコーチを務めていた2015年に、チームのワールドシリーズ制覇に貢献。レンジャーズでは03年から06年までスタッフを務めた経験があり、18年から再び同球団で任務に当たっていた。

オルティス氏は今季がレンジャーズのスタッフとして3年目。チームは過去最高の26人ものルーキーを起用したが、打率はメジャー30球団中29位の2割3分2厘に終わり、得点はア・リーグ最低の625だった。(AP)