王手をかけられた昨季世界一のドジャースが、西地区覇者のジャイアンツに快勝。対戦成績を2勝2敗として、シリーズの決着を最終戦に持ち込んだ。

初回、T・ターナーの適時二塁打で先制すると、2回にはテーラーの犠飛で2点目。4回には、1番ベッツの2ランでリードを広げた。5-2と3点リードで迎えた8回には、4番スミスのダメ押し2ランで突き放した。

投げては、先発ビューラーと救援5投手で、ジャイアンツ打線を2点に抑えて逃げ切った。試合後、自身初の中3日で先発したビューラーは「感覚は良かったし、ベストを尽くした。救援陣が踏ん張ってくれた」と、笑顔で振り返った。

ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出をかけた第5戦は14日(同15日)、舞台を再びサンフランシスコへ移し、ドジャースが今季メジャー最多の20勝を挙げた左腕ウリアス、ジャイアンツが第1戦で快投した右腕ウェブの両先発で行われる。