マリナーズのディポトGMが、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)とオンラインで面談をしたことを明かした。シアトル・タイムズ紙のライアン・ディビッシュ記者が1日(日本時間2日)、伝えた。

鈴木誠には8~15球団が獲得に興味を示していると代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が明かしていた。接触球団としては、マリナーズ、パドレス、レイズ、カブスなどの名前が挙がっていた。

それを裏付けるように、同GMは「どのような結果になるかは分からない。私が言えることは、我々は彼に興味があるということ。彼はグレートプレーヤーだ」とコメントしたという。

鈴木誠は30日間の交渉期間に入っており、契約成立の期限は米東部時間22日午後5時(日本時間23日午前7時)。だがMLBと選手会の新労使協定をめぐる交渉はすでに打ち切られており、1日午後11時59分(同2日午後1時59分)の失効期限後にロックアウト突入が確実となった。鈴木誠の契約がこの時点でまとまらなければ交渉は中断され、ロックアウト解除後まで持ち越されることになる。