MLBが選手会との交渉決裂でロックアウトに突入し、MLB公式サイトから選手の記事、写真、映像すべてが消えたが、エンゼルス公式サイトでは球場の来場者に配る景品を紹介する「来季のプロモーション日程」ページから大谷翔平投手(27)の名前も削除された。エンゼルスの地元メディア「ハロー・ハングアウト」は「ショウヘイ・オオタニの名前を消すとは、悲しい」と記事で指摘している。

エンゼルスは11月22日に来季のプロモーション日程を発表し、大谷首振り人形3種類を含む大谷グッズ5品の配布日程を明らかにしていた。第1弾は4月8日の「オオタニ歴史的シーズン首振り人形」だったが、ロックアウト後に大谷の名前を削除し、単なる「歴史的シーズン首振り人形」と変更。5月10日は「オオタニMVP首振り人形」となっていたが、ロックアウト後は「選手の首振り人形」と差し替えられた。

同記事は「ばかげている。悲しい動きである。経営陣が新労使協定の交渉でもっと配慮をしていれば、こんなことは防げたことができたはずだ」としている。