マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)が、18日に高校女子硬式野球選抜チームとのエキシビションマッチで登板した様子を、MLB公式サイトも伝えた。

イチロー氏はほっともっと神戸で行われた試合に草野球チーム「KOBE CHIBEN」の一員として出場。「9番・投手」で先発し、足をつりながら147球を投げ、9回を無失点、17奪三振で完封。打席では3打数無安打だった。

MLB公式サイトは「イチローが高校生相手に17奪三振」との見出しで特集記事を掲載。「高校での指導で本塁打を何本も放ったり、松坂大輔の引退セレモニーにサプライズ登場」と、今オフの精力的な活動を紹介した後に、写真や動画を交えながら試合の様子を伝えた。FOXなど米大手メディアもマウンドで力投する動画をSNSで拡散しており、同サイトは「今オフ、イチロー・スズキは世界中の野球ファンの心に残る瞬間を作り続けている」とつづった。また、マーリンズ時代の15年に投手としてマウンドに上がった際のコメントなども紹介している。