米紙「The Coast News」に執筆するコラムニストが、2021年のスポーツ界における「良いニュース」にエンゼルスの大谷翔平選手をピックアップ。「ミスター・エブリシング(すべてをこなせる男)」と高く評価した。

ラジオ番組のホストも務めるフェリックス・タベルナ氏は、昨年の北米スポーツ界を中心に「良いニュース」「悪いニュース」「醜態」の3カテゴリに分けて評価。「良いニュース」ではNBAなどの優勝チームをピックアップしたが、選手個人のみのプレーパフォーマンスでスポットを当てたのは大谷だけで「センセーショナルな指名打者かつ投手である日本人選手、大谷翔平のア・リーグMVP受賞。大谷はミスター・エブリシングであり、ワクワクさせる選手」とたたえた。

「悪いニュース」には大リーグ機構(MLB)が選出され、今季の公式球が2種類あったことなどを批判し、コミッショナーに関しても揶揄(やゆ)した。

なお、「醜態」のカテゴリではダルビッシュ有投手の所属するパドレスが不名誉な選出。後半戦の失速が指摘された。同氏はまた、女性への暴行疑惑で休職が続くドジャースのトレバー・バウアー投手については名前のみを挙げ、「醜悪すぎて書けない」としている。