米独立リーグのアトランティックリーグは14日、2019年途中から試験的に導入していた投球マウンドとホームプレート間の距離延長と、ストライクとボールを判定するロボット審判の使用を終了すると発表した。

22年からは、1フィート(約30センチ)延長されていたマウンドとホームプレート間の距離は従来の60フィート6インチ(約18・44メートル)に、判定は人間の審判へと戻される。

マウンドとホームプレートの距離延長は、データからも選手やコーチの反応からも十分な効果は得られなかったとのこと。自動判定(ABS)システムも将来的にはMLBへの導入もあるとみられていたが、当面は見送りとなった。

なお同リーグでは17インチに拡大したベースと守備シフト禁止、延長戦で走者二塁から始めるタイブレークは引き続き採用するという。 (AP)