ホワイトソックスで二塁手として活躍したゴードン・ベッカム内野手(35)が26日(日本時間27日)、自身のツイッターで現役引退を発表した。「親友のバスター・ポージーが引退を決めたので、私も引退することを宣言する。同じ年に野球殿堂に入りたい。カウントダウンを始めよう」と、冗談交じりにつづった。

ベッカムはジョージア大から08年ドラフト1巡目、全体8位でホワイトソックスに指名された。マイナーリーグではわずか59試合プレーしただけで、09年にメジャーデビューした有望株だった。同年に103試合で打率2割7分、102安打、14本塁打、63打点と活躍。新人王投票で5位に入った。

14年からはエンゼルス、ブレーブス、マリナーズなどに所属し、メジャーでは19年にタイガースで最後にプレー。昨年はパドレス、メッツとマイナー契約していた。通算成績は1069試合出場で807安打、80本塁打、351打点、打率2割3分7厘。