米大リーグの新労使協定策定をめぐる労使交渉が10日(日本時間11日)、合意した。開幕は4月7日(同8日)。閉幕を3日遅らせ、ダブルヘッダーなどを挟むことで、当初の予定通り162試合が行われる。春季キャンプは3月13日(同14日)に、オープン戦は3月17日(同18日)に始まる。
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労使交渉は長い間、主要な金額争点として以下の3点が挙げられていた。最終的な条件は以下の通り。
◆最低年俸(昨季は57万500ドル=約6560万円)
22年=70万ドル(約8050万円)
23年=72万ドル(約8280万円)
24年=74万ドル(約8510万円)
25年=76万ドル(約8740万円)
26年=78万ドル(8970万円)
◆ボーナスプール(新設。年俸調停前の活躍した選手に対し、30球団が合同で拠出する金額の総額。データや受賞投票結果によって上位100人で分配する)
5000万ドル(57億5000万円)
◆ぜいたく税の基準額(年俸総額が超えると、超えた分に対して「税金」がかかり、少ない球団に分配される。昨季は2億1000万ドル=約242億円)
22年=2億3000万ドル(約265億円)
23年=2億3300万ドル(約268億円)
24年=2億3700万ドル(約269億円)
25年=2億4100万ドル(約277億円)
26年=2億4400万ドル(約281億円)