米大リーグの今季開幕が4月7日(日本時間8日)に決まった。新労使協定をめぐる交渉がロックアウトから99日目の10日(同11日)に妥結。閉幕を3日遅らせ、ダブルヘッダーを行い、当初の予定通り162試合を開催する。争点に急浮上した国際ドラフトの開催有無は7月に先送りされ、最低年俸、ぜいたく税の課税基準額、ボーナスプールは合意した。プレーオフ出場は12球団に増え、両リーグでDH、ドラフトでは6位指名まで抽選が初導入される。キャンプは13日(同14日)、オープン戦は17日(同18日)に開始予定。FA選手の獲得やトレードも再開された。

<新労使協定で合意した主な項目>  

◆プレーオフ これまでの10球団から12球団(各リーグ地区優勝3チームとワイルドカード3チーム)に増加。各リーグの地区優勝チームのうち勝率上位2チームは最初のシリーズ免除。

◆DH 両リーグともに指名打者制を導入。

◆ドラフトくじ ドラフト上位6位指名まで抽選で決定。くじはプレーオフを逃した18球団で実施。オッズは勝率が低いチームが優遇される。

◆タイブレーク 廃止し通常の延長戦に突入。

◆ダブルヘッダー 7回制から9回制に戻す。

◆最低年俸 22年は70万ドル(約8050万円)。1年に2万ドル(約230万円)ずつ上昇。

◆ぜいたく税の基準額 22年は2億3000万ドル(約265億円)で毎年上昇。26年は2億4400万ドル(約281億円)。

◆ボーナスプール 年俸調停前の選手を対象としたボーナス金の分配制度を創設。総額5000万ドル(約57億5000万円)。各賞の投票結果やデータなどに基づき100人で分配。

◆サービスタイム(ロースター登録日数) 新人王投票で1、2位に選ばれた選手は1年間のサービスタイムを獲得。

◆ルール変更 ルール変更のための通告期間をこれまでの1年前から45日前通告へ変更。

◆広告掲載 ユニホームとヘルメットに広告が掲載可能に。メジャー史上初。