MLBが今季、マイナーリーグの後半戦から二塁をホームベースに近づける実験をすると、28日付のジ・アスレチックが伝えた。マイナーでは各ベースのサイズも大型化しており、これに二塁を移動することも合わせると、一、二塁間と二、三塁間がかつてより13・5インチ(約34センチ)短くなるという。

記事によると、セカンドベースの移動はマイナーのほとんどの球場で、今季後半戦から実施。MLBは提携関係にある独立リーグやマイナーリーグで実験し成果のあった新ルールをMLBで導入する方向で進めており、この取り組みもいずれMLBで導入される可能性がある。同実験は、塁間を短くすることで盗塁や二塁打、三塁打を出やすくし、ゲーム中のアクション増を目指す目的だという。