昨季途中にヤンキースに加入したアンソニー・リゾ一塁手が、3本塁打を放ってチームの勝利に貢献した。

リゾは3回に先制3ランを放つと、4-0で迎えた5回にも2ランをマーク。さらに8回、右翼のファウルポール際に大きな当たりを飛ばし、チームの12点目となる8号ソロとなった。

アーロン・ブーン監督は「きっと彼はヤンキースタジアムが好きなんだろう。今夜のことで、それが証明された」とコメント。

オリオールズのブランドン・ハイド監督も「彼にはものすごいパワーがあり、どんなスタジアムでも引っ張ってホームランを打てる。それに賢い。彼は全てのホームランで引っ張り、(スタジアムの)アドバンテージをうまく使った」と称賛の言葉を惜しまなかった。

これが11年半のキャリアで初めての1試合3本塁打だったリゾ。「正直、(前所属の)カブスでは最初の1本まで長い時間がかかった。チームメートの間ではジョークになっていたよ」とコメント。「本当に一生忘れられない試合になった」と喜んだ。(AP)