マイナーリーグの1000人以上の選手が28日、春季キャンプ中の給与の支払いを求める嘆願書をMLBに提出した。MLBはマイナー選手を季節労働者とみなし、国が規定する最低年俸を支払う対象として扱わず、レギュラーシーズン以外はほぼ無給の状態となっている。

レイズ傘下3Aダーラムのジョー・ハドソン捕手(30)はESPNの取材に「マイナーの選手は満額の給与を6カ月以上もらえていない。2、3カ月前にキャンプに合流後、我々はフルタイムで働いてきた。それに対する報酬を得られるべきだ」と主張。同メディアによると、今回の1000人以上の嘆願書提出は、マイナー選手による労働組合結成の第1歩となる可能性があるという。

MLBはESPNの取材に対し、「コメントできない」としている。