<カブス2-6ドジャース>◇第2試合◇7日(日本時間8日)◇リグリーフィールド

カブス鈴木誠也外野手(27)がドジャースとのダブルヘッダー第2試合に「2番右翼」で出場し、3回の第2打席でメジャー初の三塁打を放った。

3点ビハインドの3回1死走者なし。先発左腕アンダーソンと対戦し、2ストライクから甘めに入ったカットボールを捉え、逆方向の右翼線に転がした。右翼手ベッツが打球判断を誤ったのを見た鈴木は快足を飛ばし、悠々と三塁に到達した。第1、3打席は空振り三振、第4打席は内野ゴロに倒れ4打数1安打だった。

第1試合は同じく「2番右翼」で出場し、ドジャースの左腕カーショーと初対戦。第1打席はフルカウントから四球、第2打席はカウント0-2から高めのスライダーを左前打とし3打数1安打1四球だった。2試合連続安打は4月22~24日のパイレーツ戦以来。

ダブルヘッダー2試合で計7打数2安打1四球で、今季打率.253、4本塁打、15打点とした。

チームは第1試合を0-7、第2試合を2-6で落とし4連敗。首位ブルワーズとは9ゲーム差となった。鈴木は「長いシーズンを見ればこういう時期もあると思う。辛抱して頑張るしかない」と話した。