右肘を負傷しているフィリーズのブライス・ハーパー外野手が、17日のパドレス戦も欠場となった。注射治療を受けているものの、痛みがなかなか引かない状態だという。

フィリーズのジョー・ジラルディ監督は先日、ハーパーの右肘内側側副靱帯(じんたい)に小さな損傷が見つかったとして、4週間はボールを投げられない状況だと明かしていた。15日は欠場し、17日の試合はPRP注射による治療の結果次第としていたが、結局先発から外れ、出場はなかった。

18日か19日の試合で復帰することを願っていたというハーパーだが、17日には「7日や10日くらいで回復」するような気はしないと語っていた。ハーパーは今季、指名打者として出場する機会が多く、復帰後も指名打者としての起用が続く見込み。

ハーパー自身も「一番大きいのは、今の時点で打つことはできるということ」と、しばらくは打撃に専念することになるとコメント。だが、「一番の目標」は右翼で守備に就くこととも語っており、きちんと治療をしたいとの胸の内も明かしていた。(AP)