エンゼルス大谷翔平投手(27)とレッドソックス沢村拓一投手(34)のメジャー2度目の対決は、直前で実現しなかった。

レッドソックスが同点に追いついた直後の7回裏。1死走者なしで大谷を迎えた場面で沢村に交代が告げられた。マウンドに上がったのは左腕デービス。大谷は三邪飛に倒れ、レ軍の継投が成功した形となった。6回からマウンドに上がった沢村は回をまたぎ、打者4人を完璧に抑えた。

5月3日のメジャー初対決では大谷が空振り三振を喫した。レ軍4点リードの9回2死走者なしで対戦し、カウント2-2から、真ん中低めへの91・5マイル(約147キロ)のスプリットにバットが空を切った。2人はNPB時代に1試合だけ対戦。大谷プロ1年目の13年6月5日の日本ハム-巨人戦で、先発の巨人沢村と3打席対し三振、中飛、一ゴロの無安打に抑えられた。