ロサンゼルス・タイムズ電子版は8日、マドン監督電撃解任後のエンゼルス次期監督候補を特集した。元日本ハム監督で現在エンゼルスの育成部門指導者を務めるトレイ・ヒルマン氏(59)の名前も挙がった。

エンゼルスは7日に監督解任と三塁コーチだったフィル・ネビン氏(51)の監督代行就任を発表した。ネビン監督代行は今季いっぱい指揮を執る見通しだが、チームが残りシーズンも負けが込み勝率5割周辺にとどまれば、球団は新監督捜しに動くだろうと同紙は指摘。新監督候補として8人の名前を挙げた。

そのうちの1人であるヒルマン氏については「ロイヤルズで監督を務めた2008年からの3年間は残念な結果に終わっているが、MLBと日本と韓国で監督を務めた唯一の存在。コーチの経験も豊富だ」としている。

他の候補にはエンゼルスのレイ・モンゴメリー・ベンチコーチ(52)、元ロッキーズ監督でブレーブスのウォルト・ウェイス・ベンチコーチ(58)、元レンジャーズ監督でブレーブスのロン・ワシントン三塁コーチ、ルイス・ロハス元メッツ監督(40)、アストロズのジョー・エスパダ・ベンチコーチ(46)、パドレスの育成部門コーチを務めるライアン・フラハティー氏(35)、レイズのマット・クアトラロ・ベンチコーチ(48)が挙がっている。