26日マリナーズ戦で両軍8人が退場処分となる大乱闘により、エンゼルスの首脳陣と選手ら計9人に出場停止処分が科された。

最も重い10試合もの出場停止となったフィル・ネビン監督代行(51)は、この日からベンチを外れた。また、首脳陣だけで4人が出場停止となり、ベンチも指揮系統に大混乱が生じた。この試合はモンゴメリー・ベンチコーチ(52)が指揮を執っている。

ただ、同ベンチコーチも2試合の停止処分を受けており、ひとまず異議申し立てを行って処分保留を受けている模様。5試合出場停止のドム・チティ投手コーチ補佐(63)の処分明けを待ち、代わって出場停止になる予定。

その後は、同投手コーチ補佐が7月3日アストロズ戦からネビン監督代行の処分が明ける同8日オリオールズ戦まで、暫定監督代行で指揮を執る見込みとなっている。