オールスター戦(19日・ロサンゼルス)前日に開催されるホームランダービーに、メッツのピート・アロンソ内野手(27)とブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(24)が出場することが分かった。11日(日本時間12日)、両選手がインスタグラムで発表した。また、米メディア「アスレチック」は、カージナルスのアルバート・プホルス内野手(42)の出場も決まったと伝えた。他の参加者はまだ明らかになっていない。

アロンソは19、21年に続き3度連続出場で、過去2度とも優勝している。19年は決勝戦でブルージェイズのゲレロ、昨年はオリオールズのマンシーニを破って優勝した。自身のインスタグラムで「君たちが求めていたもの。ラウンド3に向けパワー全開だ」と、3度連続優勝に向け意気込みをつづった。シロクマの愛称で親しまれるアロンソは19年にメジャー新人記録となる53本塁打を放って本塁打王と新人王に輝いた。今季は85試合で打率2割7分3厘、23本塁打、両リーグトップの70打点、OPS.881をマーク。オールスター戦には控えで出場する。

アクーニャは19年に続き2度目のダービー出場となる。前回は準決勝でアロンソに敗れた。18年に新人王を獲得し、19年には41本塁打、リーグ最多37盗塁を記録。オールスターは3度目の選出で、今年は1次投票で最多得票を集め19年以来のスタメン選出を決めた。今季はわずか8本塁打だが、平均飛距離はメジャートップとなっている。今季53試合で打率2割7分4厘、8本塁打、22打点、17盗塁、OPS.802。

プホルスは15年以来、通算5度目の出場で、03年は決勝戦で敗れた。今季限りでの引退を示唆しており、オールスター戦には特別枠でMLBにより選出。今季48試合で打率.215、5本塁打、19打点、OPS.672。

他の5人の出場者は明らかになっていないが、これまでヤンキースのスタントンやフィリーズのシュワバーらが出場に前向きなコメントを残している。ヤンキースのジャッジ、エンゼルスのトラウト、ブルージェイズのゲレロは不参加を表明している。