エンゼルス大谷翔平投手(28)が「2番DH」で出場し、第2打席で左前打を放ち、2試合連続安打をマークした。

2点ビハインドの3回1死、左腕バルデスの内角ツーシームを流し打ち、左前に運んだ。大谷の出塁をきっかけに、2死から3連続四死球で1点を返した。

第3打席は4回2死三塁、同点のチャンスで四球を選んだ。3-1から5球目の内角球が捕逸となり、同点とした。

第1打席は1回1死、カットボールに芯を外され、二ゴロで凡退した。

8回2死一塁の第5打席は右腕モンテロと対戦。4球目、一塁走者の代走ベラスケスが盗塁に成功した。カウント3-1となった時点で、大谷に敬遠が申告された。今季7個目の敬遠は、リーグトップとなった。

この日は3打数1安打で、打率は2割5分8厘となった。チームは延長10回に1点勝ち越され、これが決勝点で惜敗。連勝はならなかった。

前日の試合では投打の二刀流で活躍。投手では6回4安打1失点で9勝目を挙げ、打者では2点適時三塁打を含む4打数2安打2打点と打線をけん引し、チームの連敗を5で止めた。大谷は直近6戦6勝を飾っているが、続く試合では6戦全敗。大谷が作った流れを生かせず、チームは再び借金12となった。