エンゼルス大谷翔平投手(28)が、米ブックメーカーのア・リーグMVPオッズでヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)を抜きトップに躍り出たと、15日付の複数の米メディアが伝えた。米ヤフースポーツ、米ネットワークFOX系列のブックメーカー「FOXベット」、世界的カジノとエンターテインメント企業MGM系列の「ベットMGM」などが大谷をMVP最有力に格上げした。

大谷は打者として87試合に出場し、打率2割5分8厘、リーグ10位の19本塁打、同8位タイの56打点、同13位のOPS.842をマーク。投手としては規定投球回数には届いていないもののリーグ5位に匹敵する防御率2・38、リーグ4位の123奪三振をマークし、現在6連勝中で今季9勝4敗としている。

ジャッジはメジャー最多の31本塁打を放ち、打率2割7分8厘、リーグ2位の66打点、同4位のOPS.964をマークしている。

15日付のFOXスポーツ電子版は、FOXベットは大谷を2・15倍、ジャッジを2・70倍にしたとし、大谷が開幕前の4・00倍から大躍進したことを伝えた。