米サイト「MLBトレードルーマーズ」は10日(日本時間11日)、レッドソックスが沢村拓一投手(34)の来季残留を求める可能性が高い、と報じた。「危険度の高い場面で起用されてはいないが、堅実なリリーバーは400万ドル(約5億4000万円)でさえ、受け入れ可能な金額だ」と理由を説明した。

沢村は21年2月に、レ軍と2年契約を結んだ。3年目は球団と沢村の相互オプションを持った。球団が行使した場合は年俸400万ドル、沢村が行使した場合は120万ドル(約1億6200万円)とみられる。

沢村は昨季、55試合に登板して5勝1敗、防御率3・06。今季は43試合で1勝1敗。防御率3・25の成績を残している。

沢村は中大から10年ドラフト1位で巨人に入団。20年途中にロッテに移籍した。日本では通算352試合に登板し。48勝52敗75セーブ、防御率2・77だった。