レイズのケビン・キアマイアー中堅手(32)は、左腰部の手術を受けて今季中の復帰は絶望に。あと3週間は松葉づえが必要で、来季開幕時の復帰が見込まれている。

ところが同選手とレイズとの6年契約は今季限りで、球団は2023年の延長オプションを行使しないものとみられている。今季成績は63試合で打率2割2分8厘、7本塁打、22打点。

13年のメジャー昇格からレイズ一筋で、ゴールドグラブ賞3度選出のキアマイアーだが、退団も覚悟しているという。

キアマイアーは13日、「2年前の姿に戻れるよう、全力を尽くしたい。欲しいと言ってくれる球団がいくつか現れてくれることを願っている」とコメント。新たな挑戦に向けてモチベーションが高まっていると話す。

これまでずっとトロピカーナフィールドの人工芝でプレーしてきたキアマイアー。本拠地が天然芝の球団を選ぶほうが、手術した腰にかかる負担が少ないのではとの思いもあると明かした。(AP)