エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番DH」で出場し、第4打席で3試合ぶりとなる26号ソロ本塁打を放ち、チームのサヨナラ勝ちにつなげた。

3点ビハインドの8回2死、4番手の右腕デュランの87・6マイル(約141キロ)のカーブを捉え、中越えに運んだ。中堅手バクストンがフェンス際でジャンピングキャッチを試みたが、捕球できず。好捕したと勘違いしたデュランはバンザイで1度喜んだが、そのまま頭を抱えた。

試合終盤での1発は打球速度107マイル(約172キロ)、角度38度、飛距離399フィート(約122メートル)だった。この日は先着2万5000人に「大谷ハット」が配布され、4万3027人の観客が詰めかけ、大きなアーチで大観衆を沸かせた。

1回1死の第1打席は捕ゴロで凡退。昨年まで同僚だった右腕バンディの初球カーブをバントしたが、捕手の正面に転がり、アウトとなった。第2打席は3回2死一塁、初球のチェンジアップにタイミングを外され、左飛で凡退。第3打席は6回無死、2番手の左腕シルバーの直球を打ち損じ、三邪飛に倒れた。3打席目まで無安打に抑えられたが、8回の4打席目できっちり結果を残した。

大谷のソロ本塁打で2点差とし、9回2死から打線がつながり、同点とした。

延長10回1死三塁の第5打席は敬遠。その後、3番レンヒーフォの中直で一塁に戻りきれず、ダブルプレーとなった。

痛いプレーとなったが、チームは11回にウォードのサヨナラ2ランで試合を決めた。

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