パドレスのフェルナンド・タティス内野手が薬物規定違反により80試合の出場停止となったことを受け、チームメートのマニー・マチャド内野手が「精神的に打ちのめされた」と、そのショックの大きさを口にした。MLB公式サイトが伝えている。

23歳のタティスは2021年2月にパドレスとメジャー史上4番目に長い14年3億4000万ドル(約459億円)の長期契約。メジャー3年目の昨季は42本塁打、97打点と大活躍したが、今季は左手首骨折で開幕から負傷者リスト入りしており、最近になって本格的にリハビリを開始したところだった。

マチャドはタティスの処分を受けて「精神的に打ちのめされた」とコメント。「彼が戻ってくるのを待っていたし、できればチームの火付け役になってもらいたいと思っていた」としつつも、「彼は今年、ずっとチームにはいなかったし、彼抜きでここまで来た。僕らはずっとそうしてきたから、ただ、それを続けていくだけ。僕らのモットーは開幕時から変わらない。ここにいる仲間を信じ続ける。僕らには、自分たちが望む場所に到達するためのメンバーが揃っていると思う」と前を向いた。