ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が本拠地でのオリオールズ戦に登板し、3回1/3を4安打6失点(自責3)、3四球3奪三振で5勝目はならなかった。今季20試合で防御率5・36。

初回、不運な当たりから失点した。先頭マケナの放った一塁後方への浅いフライに、一塁ゲレロは追いつけず二塁打に。1死後、3番サンタンダーに適時打を許し先制された。

3回には2死からサンタンダーに四球を与え、続く4番マウントキャスルに2ランを被弾。菊池は前回登板でもマウントキャッスルに1発を浴びていた。

味方が2点を返し1点差となった4回は、1死から味方失策と四球で走者2人を出し、9番ネビンの打席で二塁へのけん制がそれて二、三塁のピンチを招いた。内野は前進守備を敷いたが、ネビンの遊ゴロで本塁への送球が間に合わず4失点目。続くマケナに左中間を破る適時二塁打を浴びて降板した。代わった2番手リチャーズが犠飛を許し、菊池に6失点目が記録された。