エンゼルス大谷翔平投手(28)が「2番DH」で出場し、5打数4安打1本塁打4打点の大活躍を見せたが、チームは投手陣が崩れて3連敗を喫した。

1回1死の第1打席で右前打を放つと、5回2死一、二塁からの第3打席は中前打でマルチ安打をマーク。第4打席は7回無死一塁は右腕マーフィーと対戦し、右翼線へ運ぶ適時三塁打を放ち、日米通じてプロ初の2試合連続三塁打を記録した。

さらに9回1死二塁の第5打席、右腕フェスタのスライダーを捉え、左中間へ27号2ランを運んだ。メジャー通算120号で、2年連続30本塁打まであと3本。19年6月13日にサイクル安打を達成して以来、3年ぶりの1試合4安打をマークし、打率を2割6分5厘まで上げた。

ネビン監督代行は大谷の活躍について「素晴らしい日。彼は最近、非常にいいスイングをしているし、得点圏に走者がいるときに、何をすべきか分かっている。非常に良かったね」とたたえた。それでも、チームは11失点で大敗。大谷の活躍も実らず、マリナーズ3連戦で3連敗を喫した。