エンゼルス大谷翔平投手(28)が8回まで111球の力投でアストロズの強力打線を1点に抑えた。

「3番投手兼DH」で出場し、勝敗こそ付かなかったが今季最多の111球を投げ6安打1失点、5奪三振無四球と快投を披露した。

注目されたのは、新たに加えたシンカー(ツーシーム)が球速100マイル(約161キロ)に到達したことだ。「スタットキャスト」によると、大谷はこの日、シンカーを18球投げ、最速は100・6マイル(約162キロ)だった。変化量は最大で縦に28インチ(約71センチ)、横に21インチ(約53センチ)だった。

投球分析家ピッチングニンジャことロブ・フリードマン氏も早速これをツイッターで「キモすぎる100マイルのシンカー」と、嘔吐(おうと)寸前の顔文字を付けて投稿。数時間で5000を超える「いいね」やコメントが付いた。

【動画】大谷翔平の「キモすぎる100マイルのシンカー」

◆ピッチングニンジャ Youtubeやツイッターで有名な投球分析家ロブ・フリードマン氏のハンドルネーム。ツイッターアカウントはフォロワー数37万人超え。本職は弁護士だったがMLB公式サイトや専門局ESPNなどでも投球分析を行っており、野球界で最も優れたSNSアカウントとも呼ばれる。ダルビッシュ投手ら選手ともたびたび対談しており、対談動画も公開。彼の動画がきっかけでMLB球団と契約した選手もいる。