マーリンズのドン・マッティングリー監督(61)が25日、現行契約が満了を迎える今季限りで退任する意向を示した。

2016年にマーリンズ指揮官に就任したマッティングリー監督は、25日までに同チームで437勝583敗。新型コロナウイルスにより短縮された2020シーズンは31勝29敗と勝ち越し、チームを03年以来となるプレーオフ進出に導き、ナ・リーグ年間最優秀監督に選ばれた。

マッティングリー監督は、「7年間、マーリンズで監督を務めたことを誇りに思うし、光栄に思う。その間の経験と球団と築き上げた関係を楽しんだ」とコメント。退任はマーリンズ、自分自身、そして自分の家族にとっての最善を考えての決断で「常に自分の心に従おうと考えている。正しいタイミングだと分かっているし、それに従うだけ」と話した。

また、「調子はとても良い。心も体もまだ元気なので、ソファにゆっくり座りたいとは全く思っていない」とし、これが引退を意味するものではないと強調した。(AP)