エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、自己最長となる12試合連続安打をマークした。

1回2死、右腕カプリ-リアンの95・6マイル(約154キロ)のツーシームを捉え、左中間へ運んだ。角度21度のライナー性でフェンス直撃。惜しくも柵越えはならなかった。2死からチャンスを作ったが、得点にはつながらなかった。

これで今季150安打となり、投球イニング153、奪三振は203で、投打の3部門で「150」を超えた。

第2打席は3回無死、内角の直球にバットを縦に真っ二つに折られながら、左前に運んだ。第1打席から2打席連続安打で、今季39度目のマルチ安打をマークした。

第3打席は5回無死、初球のチェンジアップを打ち損じ、一ゴロで凡退。7回1死の第4打席は2番手の右腕シアと対戦し、空振り三振に倒れた。

この日は4打数2安打。打率は今季の自身最高を更新する2割7分3厘となった。チームは8回無死一塁から犠打で1死二塁とチャンスを作り、アデルの左前打で勝ち越し。9回は4番手のハーゲットが締め、1点差で2連勝を飾った。