来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選B組が9月30日(日本時間10月1日)、中南米のパナマで始まり、ブラジルがニュージーランドに12-7、アルゼンチンがパキスタンに7-4で勝利した。

2日目はブラジルがニカラグアと、アルゼンチンは地元パナマと対戦し、ニュージーランドとパキスタンは敗者側の組み合わせに進む。

第1試合はブラジルが初回にいきなり4点を先制。2回に1点差まで詰め寄られたが、4回に元マリナーズ、ブルワーズで今季はロッキーズ傘下でプレーした3番ロペスが2ランを放って突き放し、7回に一挙6点を加えた。また、試合前にはニュージーランドによるハカがグラウンド上で行われ、SNSで話題を呼んだ。

第2試合ではアルゼンチンがパキスタンに逆転勝利。3回に押し出しで追いつき、再び1点差となった4回には連続押し出しで逆転。6回には3番タレヴィの適時三塁打などで6点を奪った。

予選はダブルエリミネーション方式で行われ、上位2チームが本大会に進出する。ドイツで行われた予選A組ではイギリスとチェコが予選を突破した。