アストロズ先発のジャスティン・バーランダー投手(39)が、まさかの5回5失点と崩れた。3回までに味方打線が5得点と大量の援護を受けた。ところが4回、カステラノスに左前適時打、ボームに左翼線2点二塁打を浴びて、2点差まで追い上げられた。

5回は、先頭の元エンゼルスのマーシュに二塁打を許すと、1番シュワバーを四球で歩かせた。1死を取ったが、3番リアルミュートに左翼へ2点二塁打を打たれて同点に追い付かれた。5点のリードをすべて吐き出した。5回まで90球を投げて、6安打2四球5三振で5失点。またも勝利投手となれずに降板した。

バーランダーはポストシーズンで試合前まで通算15勝、史上最多の通算219三振を誇る。しかし、ワールドシリーズでは7試合に登板して0勝6敗と、白星に恵まれていなかった。今季は公式戦で18勝4敗、防御率1・75と圧倒的な投球を見せていた。

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