MLB公式サイトが3日付で、ソフトバンクからメジャー移籍を目指す千賀滉大投手(29)を特集する記事を掲載した。「国際FAコウダイ・センガを大解剖」のタイトルで「センガについて知っておくべきこと」として基本情報から今季と通算の成績、特に知っておくべき指標データ、疑問点、伝家の宝刀フォークボール、注目すべき実績と過去のタイトル、国際試合での実績まで細かく紹介した。

フォークボールについては「不気味な名前が付いている」とし、打者の視界から消えてしまうため「おばけフォーク」のニックネームが付いていると紹介。知っておくべき指標データの項目では「MLBの多くの球団はおそらく、彼が今季最速101・9マイル(約164キロ)をマークしたことに最も注目するだろう。スポーツインフォソリューション社のスカウト、マーク・サイモン氏は、彼の球速は19年に大きく上がったとリポートしている」とした。疑問点については「制球力と持ち球を考えると、MLBで長期的に先発としてやっていけるか、ある程度の疑問符がつく」と指摘した。

MLB移籍に関しては「もしソフトバンクがポスティングシステムでの移籍を容認する球団なら、センガは数年前にメジャーに移籍していたかもしれない」とし「彼は、2022年シーズン後にメジャー移籍の夢を追う意思を示した」と伝えた。