アストロズがフィリーズを破って優勝を果たした今季のワールドシリーズだが、6試合に及ぶ熱闘の平均テレビ視聴者数は、シリーズ歴代ワースト2の低さだったことが分かった。

6試合平均の視聴者数は1178万4000世帯で、昨季ブレーブスが優勝した際の6試合平均1194万世帯から1・3%減。ドジャースが優勝した2020年の6試合平均994万6000世帯に次ぐ低さとなった。

アストロズが4-1で勝利し、優勝を決めた5日の第6戦は1254万9000世帯が視聴。土曜の試合だったが、火曜開催だった昨年の第6戦の1414万世帯から11%減となった。

ストリーミングサービスやケーブルテレビといった視聴方法の選択肢が増えたことが、視聴者数の減少につながったと思われる。また、ワールドシリーズは米FOXがテレビ中継を行ったが、5日には他局で大学アメリカンフットボールの試合がいくつか中継されていた。(AP)